薄毛治療にシャンプーが重要

薄毛治療は、育毛剤の使用や生活習慣、食事内容の見直しや改善が行われますが、正しいシャンプーの方法も重要です。誤った洗髪方法を行っていると、薄毛治療をしていても抜け毛が増える原因になってしまいます。頭を洗う前に、髪と頭皮を35度から37度ほどのお湯で濡らし、頭皮や髪についたホコリや汚れ、皮脂を落とします。また濡らすことで髪が絡むのを防ぐこともできます。

シャンプーは髪につける前に手の平でしっかりと泡立ててから、泡を頭皮に乗せます。直付けすると、摩擦によって抜け毛が起こる可能性もあります。髪は、毛量の多い後頭部から側頭部の順に洗い始め、頭頂部や生え際の順に洗っていきます。頭頂部や生え際は髪が弱いため、優しい泡で洗うことができます。

洗い終わったら35度程度のぬるま湯でシャンプーの泡を丁寧に時間をかけて洗い残します。洗浄成分が頭皮に残ったままであると、頭皮がダメージを受けて抜け毛が起こることがあります。使用するシャンプーは、ノンシリコンでアミノ酸系の洗浄成分を使用しているものを使用しましょう。シリコンは髪を保護してくれますが、市販されているものは配合量が多すぎて抜け毛の原因となります。

アミノ酸系の洗浄成分は市販品と違って必要以上に皮脂を取らないので、頭皮に必要な保湿力を保つことができます。特に合成石油や硫酸系の洗浄成分を使用しているものは避けましょう。薄毛治療とともに正しい洗髪方法とやさしいシャンプーを使用することで、髪と頭皮が健康になっていきます。

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