薄毛といえば男性特有の症状と思われがちですが、実は女性の間でも薄毛を気にしている人はいます。出産後やストレス過多、過度のヘアケアによって髪質や頭皮を傷つけることにより薄毛は進行します。女性に多い薄毛の病気として、びまん性脱毛症が有名です。これは一部分ではなく、髪全体が薄くなる病気のため、なかなか症状に気づかない女性も多いです。
年齢と共に症状は悪化し、髪のボリュームが少なくなった、つむじの辺りが薄くなってきたと嘆く患者が増えています。女性薄毛治療で大切なのは、心身ともにケアしてくれる病院、もしくはサロン選びです。そのためにも、治療前にカウンセリングが受けられるような病院やサロンを探しましょう。心の負担を軽くすることによりストレスを軽減し、最終的には女性薄毛治療の大まかな方針を決定します。
このカウンセリング時に普段のヘアケア方法や生活態度、毛が抜ける頻度、薄毛になり始めた時期などの詳細を伝えておくと、今後の治療にも役立ちます。ヘアサロンなら女性職員しか在籍していない場合が多いため、男性に診てもらいたくない場合はそちらを選ぶようにします。もう一つ、女性薄毛治療で重要なのは経過を見ることです。よほどの重症でない限り、最初はサプリメントや薬の処方による治療を勧められます。
しかしサプリメントの種類によっては効果が得られない、むしろ悪化してしまうようなケースもあります。だからこそ最低でも月一回のペースで専門家に治療の様子を見てもらうようにしましょう。